「かてぃん」の名前でYouTubeで人気の角野隼斗（すみの はやと）さんですが、ピアニストとしても国内外で精力的に活動をされています。
2024年7月には日本武道館でピアノリサイタルの開催が決定しており、角野隼斗さんの人気の高さが伺えますね。
なぜ角野さんがここまで人気なのか、いったいどんな人なのか、ピアニストとしての受賞歴など知りたい方も多いのではないでしょうか。
海外でも精力的に活動していますので、海外の反応はどんな感じなのかも気になりますね。
そこで今回は人気の音楽家、角野隼斗さんについて、なぜ人気でどんな人なのかをはじめ、海外の反応やピアノの受賞歴なども含めて紹介していきます。
是非最後までご覧くださいね！
角野隼斗はなぜ人気？
2024年7月14日、武道館単独公演が決定しました。20代最後の誕生日、最高に盛り上がるぜ！！！！！！#角野武道館 pic.twitter.com/YpmTYZwrsT
— 角野隼斗 – かてぃん (@880hz) January 30, 2024
角野隼斗さんの公式YouTubeチャンネルは登録者数134万人、公式Xのフォロワー数は16万3千人（いずれも2024年5月6日現在）ということで、とても高い人気を誇っています。
特にYouTubeは2019年時点で登録者8万人でしたので、この5年ほどで急速にファンが増えていることがわかりますね。
角野隼斗さんがなぜこれほどの人気を獲得したのか考えた時に、やはりピアニストとしての独自性が挙げられるのではないでしょうか。
後ほど詳しく紹介しますが、角野さんは東大の理系卒業ということで、一般的なピアニストが歩む進路とは異なる経歴を持っています。
その独自性は角野さんの音楽性にも大きな影響を与えており、そこに魅力を感じてファンになる人が多いということが考えられます。
角野隼斗さんが人気の理由を以下のようにピックアップしましたので、これから詳しく紹介していきます！
- 異色の経歴
- エンターテインメント性
角野隼斗の人気の理由①異色の経歴
角野さんを紹介するうえで必ず語られるのが学歴ですが、東京大学の工学部を卒業しています。
ピアニストの道を志す方は音大に進む方も多いですので、角野さんが音楽の専門大学ではない東大出身というのはよく話題になりますね。
角野さんは東大時代にピアノサークルに入る傍ら、バンド活動もしており、東大で得た経験や刺激は音大では得られなかったかもしれないと後に語っています。
音楽に詳しい方や専門家は、角野さんのピアノの表現力の高さや表現の独自性を魅力の1つにあげていることが多いです。
クラシック奏者としてガチガチの道を歩んでいないが故の表現の自由さが、角野さんが多くのファンを獲得している理由の1つなのではないでしょうか。
角野隼斗の人気の理由②エンターテインメント性
角野さんのYouTubeをご覧の方はよくご存じだと思いますが、角野さんはアレンジや即興が得意です。
最近では2024年4月のイギリスで行われたコンサート中、お客さんの携帯音が鳴った際に、即興でこの携帯音と同じような音色を奏でて場の空気を和ませたということがありました。
クラシックのコンサートではお客さんの携帯音が鳴ってしまうのは眉をひそめてしまう不快なハプニングですが、角野さんにとっては突然聞こえた携帯音さえも自己表現の1つになってしまうようですね。
過去には雑音のせいで演奏が止まってしまったこともあり、それが普通なのです。
だからこそ角野さんの咄嗟の機転に彼のエンターテインメント性が感じられます。
このような角野さんの優れたエンターテインメント性も、彼の人気が高い理由になっているのではないでしょうか。
今までクラシックに興味がなかったけど角野さんがきっかけで興味を持ったという人も多いかもしれませんね。
角野隼斗はどんな人か受賞歴や海外の反応を調査
かてぃんピアノ🎹🎶
やっと見れた🙌✨
私にはとても弾けないので、眺めるだけで十分シアワセ🥰 pic.twitter.com/CfcV5LTuC0— めるしー (@merci_piano901) May 5, 2024
ここでは角野隼斗さんがどんな人なのかをはじめ、受賞歴や海外の反応なども調査していきます。
角野隼人さんはこれまで紹介した通り、東大の理系出身というピアニストとしては異色の経歴を持った人です。
幼い頃から算数が得意だったそうで、中学高校も難関校である開成を卒業しています。
小さな頃から音楽のある家庭で育ち、角野さん自身も高いピアノ技術を持っていましたが、ピアノの道に進むかどうかは迷っていたそうです。
ですが2018年のピティナ・ピアノコンペティション(PTNA/ピティナ)特級で特級グランプリを受賞したことがきっかけで音楽の道に進む決心がつきました。
2024年現在では国内はもちろん海外でも精力的にコンサートに参加しており、海外からも称賛の声が上がっています。
以下では受賞歴や海外の反応について詳しく紹介していきますので、是非チェックしてくださいね！
角野隼斗の受賞歴は？
角野隼斗さんの受賞歴は以下の通りです。
| 受賞年 | コンクール | 賞 |
| 2000年 | 第24回ピティナ・ピアノコンペティション全国大会 | A2級優秀賞 |
| 2002年 | 第26回ピティナ・ピアノコンペティション全国大会 | B級銀賞 |
| 2002年 | 第11回ちば音楽コンクール | 全部門最優秀賞 （史上最年少） |
| 2003年 | 第4回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA | 小学1.2年生部門金賞 |
| 2003年 | 第27回ピティナ・ピアノコンペティション全国大会 | C級銀賞 |
| 2004年 | 第28回ピティナ・ピアノコンペティション全国大会 | D級銀賞 |
| 2005年 | 第29回ピティナ・ピアノコンペティションJr.G級全国大会 | 金賞 |
| 2011年 | 第12回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA | 中学生部門金賞 |
| 2017年 | 第18回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA | 大学・一般部門において金賞 特別優秀賞 ソリスト賞 |
| 2018年 | 第42回ピティナ・ピアノコンペティション | 特級グランプリ 文部科学大臣賞 スタインウェイ賞 |
| 2019年 | リヨン国際ピアノコンクール | 第3位 |
子供のころから華々しい受賞歴ですが、2018年の特級グランプリを受賞するまでは音楽家の道に進むことを迷っていたというから驚きですよね。
それだけ将来の選択肢があったほど、多方面に才能に秀でた方ということですね。
上の受賞歴には載っていませんが、2021年には国際的に最も有名なコンクール「ショパン国際コンクール」に出場し、セミファイナリストに残りました。
歴代入賞者には世界的に有名な音楽家が名を連ねるコンクールですので、セミファイナリストに残ったことはとても凄いことです。
角野隼斗の海外の反応も紹介
角野さんの海外での評価はどのような感じなのでしょうか。
角野さんはポーランド国立放送交響楽団からお誘いがあり、2022年に行われた同楽団の日本公演でピアノのソリストに抜擢されています。
人気ユーチューバーだから呼ばれたのではないかという声もありましたが、上の受賞歴を見ても角野さんが実力で呼ばれたのは明白ですね。
それに加えて高い人気や集客力を持ちますので、海外の楽団からお誘いがあったのは当然の結果ではないでしょうか。
角野さんのYouTube動画では海外からの称賛コメントもたくさんつけられており、世界的にも有名であることが伺えます。
今年の3月にクラシックの世界的名門レーベル「ソニークラシカル」と専属ワールドワイド契約を結んだ角野さんは、秋にワールドワイド・デビューアルバムをリリースする予定です。
日本人で同レーベルと契約しているのは角野さん含め4名しかいませんので、世界的にも注目されていることがわかります。
今後どんどん世界的に有名な音楽家になっていきそうですね！
まとめ
チケット届いた✨1階の良席😊❤楽しみだぁ〜#角野隼斗 pic.twitter.com/otcGPwTDmq
— non (@non43554646) April 28, 2024
今回は人気ピアニストであり、ユーチューバー「かてぃん」としても有名な音楽家、角野隼斗さんがなぜ人気なのかについて紹介しました。
角野さんがどんな人なのか、海外の反応やピアノの受賞歴も含めてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか？
角野隼斗さんは国内外問わず精力的に活動を行っていますので、これからもどんどん人気が高まっていくことでしょう。
日本国内でも全国ツアーを行ったりしていますので、角野さんのピアノを生で聴いてみたいという方は公式HPでライブの予定をチェックしましょう！
角野隼斗さんのことをもっと知りたい方は、どんな人でなぜ人気なのか、ピアノの受賞歴や海外の反応もチェックしてみてくださいね。
まだ20代の若い天才ピアニストがこれからどんな音楽家になっていくのか、角野さんの将来が楽しみですね。
最後までお読みいただきありがとうございました！
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