かがみの孤城に登場するスバルが学校に行けない理由はなぜなのでしょうか?
他の仲間たちと比べてハッキリとした理由は語られておらず、なぜ不登校となってしまったのか気になる方も多いですよね。
少し浮世離れした雰囲気のスバルと、ちょっとエラそうなマサムネとの関係も、性格の違う2人が仲良くゲームするシーンも印象に残った方もいたのではないのでしょうか?
マサムネのついてしまった噓を真実にするために動き始めたスバルその後はどうなったのかも知りたいところですね。
この記事では『かがみの孤城』のスバルが学校に行けない理由はなぜなのか、その後はどうなったのか解説していきます。
かがみの孤城スバルが学校に行けない理由はなぜ?
🪞
* ◦ :
・. 。*
映画『#かがみの孤城 』
✨ Blu-ray&DVD発売📀まで
あと 4️⃣ 日 🏰✨スバル
「それでもさ、何かは変わるよ」∴ .゚・*.
・.。 ✧₊ pic.twitter.com/AOz9m4iAXC— 映画『かがみの孤城』公式 (@kagami_eiga) June 23, 2023
スバルが学校に行けない理由はなぜなのでしょうか。
原因として考えられるのはスバルの家庭環境や、スバルを取りまく人間関係によるものです。
スバルと祖父母の関係、兄との関係、学校との関係について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
スバルの祖父母との関係
スバルは、祖父母の家で育てられていますが、祖父母との関係は良好とは言えません。
祖父は、スバルと兄を問題児だと言って怒鳴りますが、怒鳴るだけで何もしてくれません。
祖父は、自分の息子であるスバルの父親にも腹を立てており、彼との連絡も断っています。
祖母は祖父に対して意見が出来ず、スバルと兄に対しても冷たく、食事や洗濯などの最低限の世話しかしません。ス
バルは、祖父母に対して愛情や感謝を感じることができず、家庭に居場所を見つけることができませんでした。
スバルの兄との関係
スバルは兄とも仲が悪く、しかし、兄の影響で髪を染めたりピアスを開けたりしました。
兄はバイクを盗んだり、制服に刺繍を入れたりしていて不良と言われる存在でした。
スバルに対して暴力を振るったり無視したり…さらにスバルのことを「弱虫」と呼んで馬鹿にしていました。
スバルは兄に対して憧れや尊敬を感じることができず、兄弟としての絆を築くことができませんでした。
スバルの学校との関係
スバルは東京の雪科第五中学校に通っていましたが、クラスメートとの関係は良好とは言えませんでした。
スバルは、転校生として孤立しており、友達ができませんでした。
兄の悪評が原因で高校生にからまれたり、学校で問題児扱いされたりしました。
そんなこともあり、スバルは学校に対して楽しさや興味を感じることができず、学校に行く意味を見失ってしまいました。
こんなことが続くと当然ですが、スバルは学校に行きたくなくなり、不登校になってしまったんです。
かがみの孤城スバルのその後はどうなった?
辻村深月『かがみの孤城』#読了
映画観てから読み返してました
改めて読んでみると伏線の張り方が秀逸だし
大オチが物語を心地よく締めくくってくれてますねみんな好きなんですがスバルとマサムネの最後のやりとりが特に好きだなと思いました#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/veE0iNcBoa
— たかひでの本棚📚毎日小説紹介 (@tkhd_hondana) December 30, 2022
城で過ごしたスバルのその後には、6人の仲間と過ごした日々が大きく影響しています。
特に城で最初に出会ったマサムネとの関係が、スバルの夢につながりました。
スバルは城から帰ってきた後、自分のやりたいことを見つけました。
スバルは、コンピューターに興味を持ち、東京都立南東京工業高校に進学しました。
そして、ゲームの勉強をしてゲームクリエイターとしてデビューしました。
スバルは、ナガサワロクレンという名前で有名になり、マサムネの約束を果たすために、城での体験をもとにしたゲームを作りました。
そのゲームは大ヒットを記録し、スバルはゲーム業界の新星として注目されるようになりました。
スバルとマサムネの関係
スバルが城で最初に出会ったのがマサムネでした。
マサムネは、2013年の時代の中学生でゲーム好きでした。
スバルとマサムネは共通の趣味であるゲームで意気投合し、スバルはマサムネから未来のゲームの面白さを教えてもらい、ゲームクリエイターになる夢を抱きました。
スバルがゲームクリエイターとして成功した背景には、マサムネとの出会いが大きく影響していると考えられます。
しかし、それだけではなく、スバルの髪の色とピアスの意味も大きく関わっていると考えます。
スバルの髪の色とピアスの意味
スバルは夏休みに髪を脱色して茶髪にし、ピアスも開けました。
この変化に最初は仲間たちも驚いていました。
スバルは髪の毛とピアスについて、兄とその彼女の影響でやったと言っていますが、実はもっと深い理由がありました。
スバルは、自分の人生に絶望しており、自分を変えたいと思っていました。
その気持ちを表現するために髪の色やピアスで自分の存在を主張しようとしましたが、それが逆に周囲からの反感を買ってしまいました。
スバルが見た目を変えたことは良いことばかりではありませんでしたが、城で過ごす中で髪の色やピアスが自分の個性や自由を表現するものだと気づきました。
そこからスバルは、自分の髪の色やピアスに誇りを持つようになりました。
この心境の変化も、のちにクリエイターとして成功するスバルには必要なものだったと推察されます。
※スバルはアニメでは茶髪ではなく金髪になっています。
まとめ
来週の #金曜ロードショー は『#かがみの孤城」を地上波🗼初放送‼#本屋大賞🏆を受賞した #辻村深月🖋️のベストセラー小説を劇場アニメーション化❗️鏡の世界🪞に呼び込まれた7人の中学生👥思いがけない結末に心が激しく揺さぶられる感動のファンタジーミステリーです‼️お楽しみに🤗 pic.twitter.com/zsJXjrKUuj
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) February 2, 2024
この記事では『かがみの孤城』のスバルが学校に行けない理由はなぜなのか、その後はどうなったのかご紹介してきました。
城でゲームをして過ごすスバルとマサムネの仲の良い様子にほっとした方も多いですよね。
スバルの口から学校に行けない理由がなぜなのか、映画の中でははっきりと語られていませんでした。
不登校となったスバルを取り巻く環境も良いものばかりではありませんでしたが、城で仲間と過ごした日々がその後につながっているとしたら悲しいことばかりではなかったですよね。
色々と考えさせられることの多い『かがみの孤城』ですが、くり返して見ることで新たな気づきがありそうです。
コメント